みなさん、こんにちは。
2023年9月8日11時40分ごろ、上富良野町で「ツール・ド・北海道」のレース中に、乗用車と大学生の男性選手が乗った自転車が正面衝突するという事故がありました。
ツール・ド・北海道は今年で37回目実施されており、これまでも同様のルールで大会を実施していましたが、中止になるような事故はこれまでになかったということです。
では今回はなぜこのような事故が起きてしまったのでしょうか?

【ツール・ド・北海道】男性大学生の衝突事故の原因は?
今回起こった痛ましい事故ですが、原因は運営側の管理ミスによるものと考えられているようです。
主催する公益財団法人ツール・ド・北海道協会の関係者によりますと、大会のコースでは、参加する選手たちを後ろから車が追い抜くことは禁止されていますが、見通しが良く広い道路などでは、対向車線を車が走行できる場所もあるということです。
なんと公道を使ったレースにも関わらず、対向車線を車が走ることを許されている区間があるようです!
世界的にも有名な大会ですが、海外でも片側レースというのはありえるようです。
実際にツール・ド北海道のHPには交通規制に関する以下の記載がありました。
また過去に「ツール・ド・北海道」のコースボランティアに参加したことのある方のコメントでは、コース管理の甘さについて指摘している文章もありました。
選手に非があるような報道には怒りを覚えます。責任があるのは運営です。
— junki (@junki_madone) September 8, 2023
運営のミスにより引き起こされた?
一部片側規制のみだった当レースですが、事故現場の交通規制は完全通行止めだったのではなく、片側規制だったようです。
現場となったのは片側一車線の緩やかなカーブで自転車から見ると下り坂。レース用の車線は新得町方向のみで、旭川方向は車が通行できる状態でした。 大会の主催者によりますと、選手たちには8日の会議で、追い越す場合は対向車が来ていないか確認するなど安全を確保したうえで行うよう説明していたといいます。
実際に運営側はレースに参加する選手らに対し、対向車を意識しての走行を促していたようです。
しかし実際に事故が起きてしまったのですから、説明だけの対応では不十分であったと言わざるを得ませんね…。
ツールド北海道の事故原因は何?運営のミスにより引き起こされた?
いかがでしたでしょうか?
今回は、2023年9月8日の昼頃に起きた【ツール・ド・北海道】のレース中、乗用車と大学生の男性選手が乗った自転車が正面衝突した事故の詳細について記事にしました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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