近畿日本鉄道を脅迫した千葉兄弟とは?近鉄上本町コインロッカー爆破の目的とは

みなさんこんにちは。

1974年に起きたウルトラ山田事件、日曜に連続で爆発事件が起こるという恐ろしい事件だったのですが、犯人の目的は【千葉兄弟の釈放】でした。

【千葉兄弟】とは別の爆破事件で逮捕された兄弟です。一体どんな事件でどんな罪を犯した人間なのでしょうか?

今回は千葉兄弟が起こした爆破事件について紹介します。

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目次

近畿日本鉄道を脅迫した千葉兄弟とは?

先述した通り、千葉兄弟は爆破事件を起こした犯人らを指します。大企業、近鉄を爆弾で脅迫しました

千葉兄弟が起こした爆破事件の概要をまとめました。

千葉兄弟による爆破事件まとめ
  • 事件発生日:1974年2月18日
  • 事件発生場所:近鉄上本町駅のコインロッカー付近
  • 怪我人はなし
  • 爆発現場近くのロッカーから近鉄社長宛てに金銭を要求する脅迫状が入れられていた
  • 後日、犯人側から現金の受け渡しを求める新たな脅迫状が届く
  • 受け渡し決行日、警察官とタクシー運転手に扮した巡査長とで現金を取りに来た男(46歳)を逮捕
  • 同日夜、茨木インター付近で検問中に犯人の弟(31歳)を不審人物として検挙、恐喝未遂幇助の容疑で逮捕

千葉兄弟には前科があった

千葉兄弟は宮城県登米郡米山町の農家に生まれでした。

兄の方は兄弟の上から3番目で父親は戦後行方不明なっており、母親と子どもの貧しい暮らしをしていたそうです。

この2人には爆破事件以前、逮捕歴がありました。

千葉兄弟の前科
  • 兄:勤め先である工場が特殊合金の製造だったため知識をつけ改造ピストルを製造し逮捕
  • 弟:21歳の時に大阪・淀屋橋の池田銀行淀屋橋支店に玩具のピストルと催涙剤「クロロボクリン」を持って押し入り、現行犯逮捕
  • 弟:その後競輪で違法行為で生活をしており、自転車競技法違反で再び逮捕

お金の苦労があったのか、度重なる犯罪を犯していた兄弟だったようです。

今回の爆破事件について、千葉兄は犯行の動機について以下のように供述しました。

「世の中の貧富の差があまりにひどいことに腹が立った。こうした世の中で自分も一旗上げるには、爆破を実行に移すことぐらいしかできることがないと思った。近鉄を狙ったのは、大会社で相当の金があるはずと見たからである。また以前に、ナポレオンの帽子を高い値段で売りに出すなどふざけている上に、日頃から不当な利益を得て、大きな顔をしていることも癪に障った」

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    近鉄上本町コインロッカー爆破の目的とは

    近鉄上本町コインロッカー爆破事件は金銭目的によるものでした。

    近鉄社長宛に書かれた脅迫状では5,000万円の要求、後に2億円の金銭要求がありました。

    脅迫状の内容

    われわれは多額の現金が必要なため貴社にそれを用立ててもらう。
    この書面を貴社がみるころ、近い現場と時刻に、ある場所で爆発が起きているはずだ。
    そのあとでも連続して犠牲者が出ることになるだろう。
    われわれが所持しているのはニトロである。
    五千万円出せ。
    もしこの要求に応ずるのであれば『政子話し合う、すぐ電話せよ』という文と連絡電話番号を
    毎日新聞の広告欄にのせよ。警察に連絡すれば、われわれにはすぐわかる。
    その結果いかなることになろうと、われわれの方に責任はない。

    3月に入ると要求金額を1億円にひきさげるという謎の行動がありました。

    おれは、死刑も覚悟のうえである。
    2億円の要求をしたが、運搬その他の都合で、1億円に変更する。
    警察が障害となる場合は爆弾で排除する。長時間を費やして貴社の盲点を調べている。1億円を全学1万円札で2列に並べて、完全防水包装し、十文字に紐をかけて準備しろ。指示のあり次第すぐ運搬できるようにしておけ。
    この条件を受諾の場合には、3月6日の毎日新聞朝刊に『信洋全部許す、すぐ帰れ」と掲載しろ。そうすれば又電話する。

    これは3月4日に届いた近鉄社長宛ての脅迫状です。差出人は「奈良市八島 近鉄政子」と書かれていました。

    犯人であることの証明のため、爆破されたコインロッカーの鍵が同封されていたそうです。

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    近畿日本鉄道を脅迫した千葉兄弟とは?近鉄上本町コインロッカー爆破の目的とは

    いかがでしたでしょうか?

    怪我人がなく無事に犯人も捕まり一安心の事件でしたが、この後『ウルトラ山田』と名乗る人物から千葉兄弟釈放を求める爆破事件が起こってしまいました。

    やはり犯罪はさらなる犯罪を呼んでしまうのですね。

    最後までご覧いただきありがとうございました!

     

     

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