みなさんこんにちは!
みなさんは神奈川県知事である黒岩祐治県知事が、昔フジテレビのニュースキャスターを勤めていたのをご存知でしょうか?
ニュースキャスターといえば、番組で事件やニュースについて報道し、現場の報道者に質問を投げかけ番組を進行するなど、まさしく番組の司会をするのが一般的なお仕事ですよね!
しかし当時の黒岩祐治さんはそのキャスターという仕事の垣根を超えて、日本医療に貢献したそうなんです!
今回はあまりネットに出回っていない黒岩祐治さんのキャスター時代の画像と、キャスター時代に”救急救命士”を誕生させた逸話についてご紹介していこうと思います!
【画像】フジテレビでのニュースキャスターを勤めていた黒岩祐治
黒岩祐治さんは報道記者、番組ディレクター、キャスターとしてフジテレビでおよそ30年間も働いていました。
キャスター歴は約20年にもなったそうです。
・『FNNスーパータイム』週末版 メインキャスター
・『救急医療にメス』番組途中からメインキャスター
・『報道2001』 初代メインキャスター
FNNワシントン支局の海外特派員、同支局長を経て1999年3月帰国
・『FNNスーパーニュース』 平日版2代目メインキャスター
・『報道2001』メインキャスターに復帰
・『新報道2001』2008年、コメンテーターとしてニュース解説を担当
メインキャスターとして多くの番組でご活躍だったようですね!にしては写真が世に出回らなすぎです。苦
黒岩祐治は救急救命士の生みの親?
昔の救急業務は”患者の搬送”だけが任務だった
心肺停止状態から一刻も早く救命処置を始めなければ蘇生率の向上は望めない
現在の救急業務には、病院に来る前に所定の教育・訓練を受けて資格を取得した救急隊員が現場で高度な処置をすることは認められています。
当たり前じゃない?と思われるかもしれませんが、1991年以前はこのあたり前は禁止されていたんです、
救急救命士という国家資格は1991年に誕生したんですね。
救急現場での救命率のが上がるように、法律の改正が進められました。
フジテレビ企画番組『救急医療にメス』で救命士誕生を後押し
当初は,10年かかっても無理だろうといわれた闘いであったが,行政も国会も動き始めて,ついに平成3年,念願の救急救命士制度が誕生した。
フジテレビでは『救急医療にメス』というニュース番組の特集をやっていました。
内容は日本にも米国の様な医療行為が出来る救急隊を作ろうというもので、この番組が日本の救命士誕生の強力な後押しになったんだそうです。
そしてこの番組、中心になって推し進めていたのは黒岩祐治さんです!
企画だけでなく、取材、編集も自ら行っていたそうで、その熱量が伺えますね。
ちなみにこの番組は第16回放送文化基金賞と日本民間放送連盟賞という賞を受賞しています。
まとめ:日本医療の発展にこだわった黒岩祐治さん
今回の記事では黒岩祐治さんが日本医療の為にフジテレビのキャスターという立場でありながらも救急救命士誕生に一役買っていた事が分かりました。
キャスターという仕事の枠組みに囚われず、日本医療の問題に気づいて反対にキャスターの仕事を利用し救急救命士を誕生させるなんて、とっても凄いことですよね!
黒岩祐治さんは55歳のとき「サラリーマン生活に一区切りを付ける」とフジテレビを退社しました。
その後の活動としてライフワークの医療問題に取り組むとして、国際医療福祉大学大学院の教授に就任しました。
「日本の医療を少しでもよくするため、より具体的なアクションを伴った活動を実践、展開していきたい」と、またしても日本医療変革へ強い意志を持っていたことが分かりました。
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