みなさんこんにちは。
2000年ゴールデンウィーク、福岡県で死者が出てしまうバスジャック事件がありました。
犯人の名前は谷口誠一。当時17歳の少年が起こした悲惨すぎる事件でしたが、気になるのは犯行の動機ですよね。
どうやら引き金を引いたのは両親という疑惑が一部で浮上しているようでした。
確かに当時未成年の少年が起こした大事件ですから、当然育ての親である両親の存在が気になるところですよね。
この西鉄バスジャック事件の少年、ADHDとかASDやろ、親は気付かんかったんか?
— haru. (@malu_ck0) May 12, 2018
西鉄バスジャック事件の場合、親が犯人を無理矢理入院させたのが犯行の引き金になったって見方もあるし、困ったら精神科に放り込んどけってのもそれはそれで無責任というかリスキーなんだろうけど。
— Tomatsu Aquinas♌♏♑♒♈ (@Tomatsu_A_Tick) July 31, 2014
今回はそんな谷口誠一氏とその両親の関係性について調査してみました。

谷口誠一の両親との関係は?
谷口誠一氏と両親の関係は良好な関係性ではなかったと言えそうです。
代表的な両親とのエピソードについてまとめました。
▶母親を「貴様」呼ばわり、家庭内暴力があった
▶両親にいじめを相談するも認めてもらえなかった
▶強制的?に精神病院に入院させられる
母親を「貴様」呼ばわり、家庭内暴力もあった
小学校から始まったいじめをきっかけに谷口誠一氏は他者に対して攻撃的な態度を取り始めたそうです。
母親を「貴様」と呼び、物を投げつける事もあったそうです。
少年の両親は家庭で暴れる少年に隷従しており、暴力や脅迫によって人を支配できることを少年に教えてしまったようなものだった。
両親にいじめを相談するも認めてもらえなかった
両親は学校にいじめを相談したものの、いじめの事実を認めてもらえなかったようです。
いつ相談したのかは不明でしたが、少なくとも中学校3年生で受けたいじめにより大怪我を負った時には両親も認めざるを得なかったと思われます。
谷口誠一氏は中学3年生の頃に「2階の窓から飛び降りる」という学校で流行っていた遊びを強要され、腰椎圧迫骨折の重傷を負っているんです。悪質すぎますね…。
いじめにより引きこもり生活となった谷口誠一氏は、両親にパソコンを買ってもらうという話がありました。
少なくとも子供にとって良い方向に進むように努めていた様子が伺えます。
しかしネット内でも人間関係は上手くいかず、掲示板で馬鹿にされ始め精神のバランスは崩壊。結局家族への暴力行為は悪化してしまいました。
強制的に?精神病院へ入院させられる
少年は、いじめへの復讐として中学校襲撃事件を計画しており、凶器の購入など計画に気が付いた両親は、精神科の病院に医療保護入院させることにした。少年は見捨てられたという思いからか、「覚えていろよ!」と親への復讐を仄めかした。
事件発生の2ヶ月前、谷口誠一氏は国立肥前療養所に措置入院しています。
これは自室から犯行声明やナイフなどの武器が見つかった為だと言われています。
強制されたのかは不明ですが、少なくとも親の同意ありきで精神病院への入院があったことは事実のようです。
ネオ麦茶(西鉄バスジャック)事件ってさ。悪名高い町沢医師が面談すらせずに親の電話だけで措置入院させた結果起こってるんだが。そういう事件をアチコチ続発させて「いやあアイツはやっぱり悪人気質、生まれついでのサイコパスだったねえ怖い怖いw」とか言うて済ます気なんやろかね(´Д`)>RT言及先
— http:何処も?@ワク5回接種 (@gainersanga) May 24, 2020
昨日西鉄バスジャックの真相というTV番組を見てて思った。
犯人の少年を狂わせたのは一体何だったのか。
孤独や不満を抱えたまま親をはじめ周囲の大人たちにも見放され闇へ引きずり込まれ犯行に及ぶ。犯罪者の多くがこのパターンなんだろうなと。— Nao♪ まだまだ休養中 (@Dollikin) May 4, 2018
西鉄バスジャック事件、というかネオ麦茶事件
犯人をかばう気はないけど彼をあそこまで追い詰めたのは親だと思う
いじめに苦しみ世界中が敵になった17歳の子供が親にまで突き放され精神病院に送られた絶望感
真面目にやったこと、頑張ったことも全否定された悔しさを考えると涙が出そうになる— しのかつ【⋈】 (@momonikumuchi) May 3, 2018
犯罪を起こしたのは未成年とはいえ谷口誠一氏なのですが、親の行動によって彼が追い詰められてしまったのではないかという声が上がっているようです。
西鉄バスジャック事件から23年後の現在
事件から23年という月日がたち、当時に関する情報はほとんどありませんでした。
しかし谷口誠一氏の両親は今でも遺族に賠償を続けているという記事がありました。(引用:Twitterより)
事件から1年後、両親は被害者22人に賠償金を支払う事が確定。
内訳は死亡者が550万円、重傷者が350万円。そして残りが20万円から40万円で、総額は1380万円になったそうです。
事件後、お母さんは保健師だったのですが退職、お父さんは家族の生計を支えるため区切りが付くまで会社に残りのち退職していました。
家は売り払ってお金の補填に当てたそうです。
そして亡くなられた女性の3人の子どもに月1万〜2万円の賠償金を払い続けているようです。

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