みなさん、こんにちは。
みなさんは新大久保駅で起こった乗客転落事故をご存知でしょうか?
2001年1月26日、19時14分頃にJR新大久保駅で酔った男性が線路に落下し、その後救助を試みた2名が線路に飛び込んだものの、迫りくる電車に間に合わず3名とも落命したという心痛む事故です。
今回はそんな痛ましい事故で、最初に落下した酔った男性について調べてみました。
また当時の事故の様子が分かる運転手の証言についても情報が見つかりましたので、ぜひ最後までご覧ください!

【新大久保駅乗客転落事故】酔っ払いの名前は?
新大久保駅で最初に転落した日本人の名前は坂本成晃(サカモトセイコウ)さん(当時37歳)でした。仕事は左官屋でした。
仕事帰りの同僚一人と一緒に、ホームの高田馬場寄りでコップ入りの日本酒を飲み、あやまって線路に転落しました。
落下した坂本さんの救助を試みた2人
現場にたまたま居合わせた2名が線路に飛び込み、救出を試みたものの間に合わず、坂本さんと共に落命しました。
左:)カメラマン関根史郎さん(当時47歳)
右:)李秀賢さん(当時26歳)
関根史郎さんは老母と二人暮らし、李秀賢さんは荒川区内の日本語学校に通いながら新大久保近くのインタネーットカフェでアルバイトをしていた留学生でした。
【新大久保駅のホームと改札の間の階段に設置された事故の犠牲者を追悼するプレート】
運転手の証言で救助の様子が明らかに
当時の事故で電車に乗っていた運転手が、救助を試み亡くなった韓国留学生の遺族の為に当時の状況を語っていました。
山手線配車間隔は2分30秒〜3分に過ぎないが、それでも死を回避することができる7秒程度の時間があった。
=中略=
この時、その気になれば本人だけ線路の外に避けることもできたが、イ・スヒョン(韓国留学生)は、最後まで事故者を助けることをあきらめず、運転士に危険を知らせるため逃げなった。
なんと坂本さんの救助を試みた2名は、酔った坂本さんを置いて迫りくる電車を避ける時間があったそうです。
しかしそれでも決して酔った坂本さんを諦めて置いていくことなく最後まで救助活動を諦めなかった姿が想像できます。
韓国留学生の李秀賢さんは最後まで諦めずに運転手に気づいてもらおうと手を振り続け、カメラマンの関根史郎さんは酔った男性に覆いかぶりなんとか電車の下に潜れないかと画策していたそうです。
【新大久保駅乗客転落事故】酔っ払いの名前は?運転手の証言で救助の様子が明らかに
いかがでしたでしょうか?
今回はそんな痛ましい事故で、最初に落下した酔った男性について調べてみました。
亡くなった坂本さんに関する情報は非常に少なかったのですが、ホームで酔っ払って他人に迷惑をかけてしまっただけに世間の目は厳しいものになってしまっただろうと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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