【大阪】ウルトラ山田事件とは?模倣犯の爆弾魔の正体は中学1年生だった!

みなさん、こんにちは。

みなさんは1960年代後半から70年代にかけて一般人によって、爆弾テロ事件が頻発していたのをご存知でしょうか?

当時は学生紛争が盛り上がりを見せており、暴力革命を目標とする過激派集団の爆破事件が多発していたんだそうです。

今回は中でも衝撃的な事件、ウルトラ山田事件についてご紹介したいと思います。

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目次

【大阪】ウルトラ山田事件とは?

ウルトラ山田事件とは、『ウルトラ山田』と名乗る人物によって起きたとされる2つの爆弾事件のことを指します。

1つ目の『ウルトラ山田』に関する事件まとめ
  • 事件発生日:1967年1月、1967年6月
  • 事件発生場所:大丸神戸デパート、山陽電鉄電車内
  • デパートでは清掃員が顔に怪我を負い、電車内では乗客の2名が死亡、29名が重傷
  • 事件前には『ウルトラ山田』と名乗る人物から脅迫文も届いていた
  • 犯人は捕まえられず未解決事件になった

【犯行の詳細について】

1967年1月、大丸神戸デパートのトイレにて清掃員が顔に軽い怪我を負う爆発事件が発生しました。

現場には『ウルトラ山田』と名乗る人物からの脅迫状がありました。

同年6月には兵庫県神戸市の山陽電鉄本線を走る電車が爆発、乗客の2名が死亡、29名が重傷を負う大惨事が起きました。

これら2つの事件は現場に残っていた爆弾の構造から警察は同一犯の可能性も視野に入れ捜査を開始、『ウルトラ山田』の捜査に8万7千人の捜査員が投入されました。

しかし結局犯人を捕まえることはできず1982年には未解決事件となります。

死者も出ているこの事件、警察にとってもさぞ悔しい爆発事件だったことでしょう。

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模倣犯の爆弾魔の正体は中学1年生だった!

【綺麗な字ではあるが誤字のある脅迫文】

そして7年後、日曜連続爆弾事件とも呼ばれた2つ目のウルトラ山田事件が起きます。

この事件は、『ウルトラ山田』を模倣した中学生1年生(当時13歳)による連続爆破事件でした。

模倣犯『ウルトラ山田』の犯行とされた事件
  • 事件発生日:1974年3月10日、3月17日、4月7日、4月14日
  • 事件発生場所:大阪府堺市スーパーニチイ、近鉄百貨店、天王寺署上本町7丁目派出所、天王寺駅地下トイレ
  • 被害:怪我人
  • 7年ぶりに『ウルトラ山田』を名乗る人物から脅迫文も届いていた
  • 4件の爆発事件のうち、3件の犯行は中学1年生によるもの

犯行の詳細について

少年は『ウルトラ山田』を名乗り、1974年2月に別事件で発生した爆破事件で逮捕された『千葉兄弟』の釈放を要求しました。

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当時は前述した2件の爆破事件が捜査中で、7年越しに再び現れた『ウルトラ山田』に警察は大きく動揺したことでしょう・・・!

この事件は日曜になると爆破事件が発生するという恐怖の事件で、1ヶ月に4回もの爆破事件が起きました。

のち逮捕されたこの中学生は4件のうち3件の罪に問われることになります。

逮捕の決め手となったのは、現場写真に写り込んだ少年の姿でした。各所の爆破現場で少年の姿が写っていたそうです。

なんと脅迫状は何も知らないお母さんに書かせたようです。恐ろしい子供ですね…。

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【大阪】ウルトラ山田事件とは?模倣犯の爆弾魔の正体は中学1年生だった!

いかがでしたでしょうか?

今回は爆破テロが一般市民によって横行されたという恐ろしい内容の記事でした。

特に2つ目のウルトラ山田事件のわずか13歳の少年の手によって大阪市民を震撼させた事件はとりわけ衝撃的な事件でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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