千葉県市川市に住む吉田朔ちゃんが3月30日午後4時ごろに江戸川河川敷で行方不明になりました。
母親ら9人で花見に訪れていて、母親が片付けをしている間、姿が見えなくなり母親が110番通報しました。
捜索は県警60人態勢で行われましたが見つからず、3歳児の安否はSNSでも心配されていました。
心肺停止状態で発見、その後死亡が確認
行方不明の末に心肺停止状態で発見された吉田朔ちゃん(3)
31日午前8時55分ごろ、東京都江戸川区東小岩の江戸川河川敷で、東京消防庁の隊員が3歳くらいの男児を見つけた。捜査関係者によると、男児は心肺停止状態で病院に搬送され、その後死亡が確認された。
吉田朔ちゃんはどこで見つかった?
朔ちゃんは千葉県市川市にある「さくら堤公園」という公園近くの河川敷で見つかりました。
公園から約750メートル南の対岸近くの川に浮かんでいたそうです。
朔ちゃんの見つかった場所はこのあたりだと思われます。
河川敷近くの川には注意喚起の看板のみで柵など防止対策はありませんでした。
朔ちゃんが行方不明になった状況は
川で発見の不明男児は吉田朔ちゃんと判明、死亡 【https://t.co/byNHTa0PEy】
複数家族10人の内訳出たんだね親3人いたなら一人は子供見られなかった…?大人二人で片付けられない位物広げてたの…?
大人1人が子供2人も見れてない現実と保育士の配置基準イカれ具合よ…3歳児を一人で20て pic.twitter.com/KMzi6ILeCA
— もさめ (@mosaimegane) March 31, 2023
朔ちゃんはどうして行方不明になってしまったのでしょうか?
朔ちゃんを最後に見た時の状況についてこんな情報がありました。
大人が土手で花見の片付けをし、子どもたちは河川敷でたこ揚げをするなどして遊んでいたところ、同日午後4時ごろに朔ちゃんがいなくなっていた。
片付けの最中、大人と子どもに距離があったんですね。
土手から河川敷にいる子どもたちの様子を1人でも見ることは出来なかったのでしょうか…。
16:30頃、朔ちゃんは目を離したスキにいなくなってしまったそうなのですが、4月春の日の入りは18:00頃です。
日の入り(日没)から暗くなるまでの時間は、年間を通してだいたい30分~40分間ほどなのでまだあたりは明るかったと考えられます。
捜索にかかった時間は?
朔ちゃんのお母さんは朔ちゃんを見失った事に気が付き30日夕方4時半頃に警察へ通報しました。
そして、発見されたのは翌日31日の朝8:55頃でした。
夜の捜索ではあたりは真っ暗で、人がいてもほとんど分からない状況です。
夜の捜索で朔ちゃんは見つからず打ち切られ、翌日朝から消防と約140人の態勢を組み公園付近を中心に江戸川の河川敷などを捜索していました。
2023年3月31日午前9時33分の様子
こちら朔ちゃんが見つかった時の映像と思われる現場写真です。
河川敷に生えている草が救助隊の大人の男性を覆い尽くす程の高さまで伸びていることが分かります。
近隣住民の声でも述べられているように、3歳児の身体の小さな朔ちゃんがなかなか見つからないのも想像できます。
>近隣住民の声
「レジャーシートでパンパンになるくらい、家族連れとか親子が昼は花見をしています。土手の草とかも結構高いし、木とかもあって隠れこめる場所も多いので、背が低い子どもとかだと見つかりにくい場所も多いのかなと」
世間から批難の声も
悲しい事故に悲しみの声が上がる中、「子供が可哀想」、「場所が悪い」、「親の責任」といったような厳しい声も上がっていました。
何で子供から目を離す? 大事な我が子をほったらかしにして花見を楽しむなんて、親として最低で無責任過ぎ
我が子より大事な花なんて一輪たりともありません。どうして手を離すのか。どうして目を離すのか。全く理解出来ません。
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